本当はね、
愛知県下の温泉ぶらり一人旅
なんてことをしようと思っていたのだけれど、
ほらやっぱりさ、ちょうどいい機会だし……
親孝行するのも、ありじゃん?
ちょっとしたことで、いいのよ。
どうも、いとうです。
今回の記事は、
こんな方に向けて書いています。
・親とか恩師とか、何か孝行をしたいけど、なかなか踏み出せない人 |
こんな方に向けて書いています!
ちっちゃなことでいい |
うちの母は、
温泉が大好きです。
ゆっくりお湯に入って綺麗な景色を見たり、
ぼーっとする時間が好きなようで。
そんな母にたまの親孝行と思って、
日帰り温泉に行ってきました。
平日昼間に行ったのは正解でした!
自分の他に3人くらいしかお客さんがおらず、
めっちゃのびのび過ごすことができました。
愛知県と岐阜県と三重県の狭間くらいの
山の中腹に建てられた温泉施設で、
濃尾平野を見下ろす大パノラマ!
清々しい秋晴れで絶好の温泉日和でした。
母はこういう景色を眺めるのが好きなので、
提案してよかったなと。
露天風呂からの景色もとってもきれいでした!
後で聞けば、
景色が見たくて一度ロッカーに戻って
メガネを取ってきたとのこと。
ウチの母ちょっとアホでかわいい(笑)
結構ガスっていましたが、
30キロ以上離れた名古屋駅もギリギリ見えました!
すごい!
日本海の絶景とか、
京都の紅葉庭園とか、
そういう雑誌が取り上げるような
明らかな絶景じゃなくても、
奇麗なもんは綺麗なんですよ。
好きな人にはちゃんと刺さるんです。
近くには『月見の里』という
道の駅もあったのでぶらぶらしました。
どうやらみかんが名産らしいです。
温泉後のお昼ごはんに
みかんサラダうどんというものを食べたのですが、
これさっぱりして美味しかったです。
麺自体にもみかんの果汁が練り込まれていて、
ほのかに香る柑橘系がサラダにマッチしていて
とっても爽やかでした!
母が食べた温かいみかんうどんは
香りも立って、
みかんの香りとダシとの相性が
とても良かったです!
おみやげ屋さんには
フルーツとかもたくさん売ってて、
なんか可愛くて食べやすそうな
ひとくち柿があったので買っちゃいました。
他にも菊芋粉末入りのラスクとか、
岐阜県なのになぜか分からんけど
瀬戸内レモンもちとかあって
いろいろ買っちゃいました(笑)
こういうところって
ご当地の織物とか焼き物のグッズとかあって、
私も母もそういうの好きなんですよね。
でもまあ、流石に使わないので
買いはしないんですけども。
そんなこんなで、
日帰り温泉旅行もおしまいで帰ろうかなーと
思っていたのですが、
「この後はどこ行くー?」
と聞かれちゃいまして。
近くにあったもう1つの道の駅
『クレール平田』
というところに行ってきました!
どうやらそこにあるカフェがとてもおしゃれで、
季節のメニューや地産地消で
人気だそうです。
カボチャのバスクチーズケーキと
さつまいものモンブランパフェを
頂いたんですけどね!
これがね!
おしゃれでね!
美味しいんですよ!
バスクチーズケーキは、
カボチャのズッシリ感がありながらも
とろけるようなチーズの香りがふわりと広がって、
ただのチーズケーキとは一線を画している。
もちろんバスクチーズケーキの
香ばしさやほろ苦さも絶妙で、
この香りが私メッチャ好きなんです!
パンでも焼き肉でもホットケーキでも何でも
こんがり焼いちゃう私ですけどね、
このこんがり感が最高に良い!
さつまいものモンブランに関しては、
普通のク栗のモンブランとは違い、
もったりとした重さがあまり感じられず、
思ったよりもさっぱりとした味わいで
とても美味しかったです。
私に比べ圧倒的に少食の母が
ペロリと食べてしまうくらい。
クリームの下には
スポンジやブラウニーが隠されていて、
味を変えながら飽きることなく
食べ進められることも、
母がサクッと食べてしまえた要因の1つでしょう。
さつまいものチップもパリッとして
絶妙な塩味が美味しかったです。
他にも鹿肉ジビエとか地元野菜のスープとか
美味しそうなものがいろいろあって、
これはちょっと何回か行きたいなって感じですわね!
絶妙に遠いけど!
だめだ食べることになると
テンション上がっちゃう(笑)
母にも楽しんでもらえました |
こうして、
親孝行というタテマエの
日帰り温泉旅行から帰ってきました。
『親孝行』って言うと、
海外旅行だとか、
お高いレストランだとか、
そういう“大きなこと”を
想像する方も多いと思います。
でも、
今回私は日帰りで、
しかもそんなに有名なわけでもない温泉に
行くというだけのことをしました。
それでも母は喜んでくれましたし、
一緒にカフェで他愛もない話をして
楽しく過ごすことができました。
それこそ、
ちょっとお茶するだけでもいいんです。
いままでハードルを上げてしまっていて
行動ができなかったなら、
ぜひ小さなことをしてみてください。
小さな恩返しでも、
やらないより絶対にいいですし、
喜んでもらえるものですよ。
“どこに行くか”よりも
“誰と行くか”なんですよ。
簡単なことからやってみましょ。
ではまた。