役立つノウハウ
自分も相手も大切にする会話術

 

 

どうも、伊藤です。

 

 

今回は、

役立つノウハウとして、

 

「NO」

というためのテクニックを

う伝えします。

 

 

 

これは、

自分も相手も大切にする

コミュニケーションです。

 

この記事を読むことで、

こんな効果が得られます。

 

 

つまり、

・自分を大切にするために、自分の気持ちや主張はしっかり伝える

・相手を大切にするために、傷つけない言い方を選ぶ

という、大切なことをしっかり伝え合う自己表現のこと。

 

自分が思っていることは我慢しないで、しっかり伝えあうことが大切。

しかし、思っていることを上手に伝えるというのは難しい。

 

そういうときのためのアサーション。

具体的には、

・頼みごとをなかなか断れないイエスマン

・相手を無理やり丸め込んでしまう人

・自分の気持ちを上手に伝えられない不器用な人

そんなあなたに有効なスキル。

 

 

自分の気持ちを封じ込めてしまう場合は、まず自分がどんな気持ちか確かめる必要がある。

子供のころは、泣いたりわがままを言ったりして、素直に感情表現をしていたが、大人になるにつれ、素直な感情表現を認められなくなって、自分の感情に蓋をしたり、気づかないふりをしてしまうことが多くなる。

なのでまずは、自分が隠してしまっている気持ちを確かめることから始める。

 

そうはいってもなかなか整理するのが難しいんですが、そんな時に使えるのが、

「私は○○と思っている」という主語を付けた形で言語化すること。

そう、これ考え方を変える4ステップのところでも出てきましたよね。

こうすることで、自然と自分の考えやきもちが整理されて、客観的に確認できる。

 

 

自分の感情を掘り出せたら、

それを伝えた方が、自分にとっても、相手にとっても良いと思えるのなら、できる限りのボキャブラリーや表現方法を使って素直に言葉にしてみよう。

いきなりではハードルが高いので、まずは頭の中でシミュレーションして、イメージトレーニングしましょう。

その後いよいよ実行したときには、その結果相手がどう思っているかを見届けよう。

自分と同じように、相手にも相手の表現がある。

 

アサーションでは、伝えることよりも、伝えた後に、相手がどう思っているのか知ろうとすることが大事だと言われている。

 

 

人は誰でも自分の気持ちを表現していい

誰もが自分らしくいてもいいということを認識しよう。

それは自分だけでなく、相手も、その人らしくていいということ。

相手が自分と違っているだけなのに、自分を卑下したり、相手を見下したりする必要はない。

ただ、それぞれの個性が違うということを理解して、お互いを尊重する歩み寄りが大事。

 

思っていても言えないことが積み重なると、結局都合のいい人間になったり、言えない自分が嫌になったり、悩みに代わることが多い。

しかし、思ったことを言えるようになると、次第にそれがなくなっていって、人生が楽になる。

素直に言い合える関係こそが、より深い関係を作っていくのに大切。

 

 

アサーションに用いられる、DESC法というものを紹介する。

これは、自分の表現を作っていく4つのステップで、何かを決めるときや、話し合いをするときに使える、問題解決のテクニック。

 

D:状況を客観的に説明する

自分の状況や相手の行動について、事実をもとに客観的に説明する。

 

E:気持ちを主観的に表現する

状況に対する自分の気持ちや相手の気持ちを主観的に表す。

 

S:解決策を提案する

相手にしてほしい行動や妥協案、解決策などを提案する

 

C:選択肢を示す

提案に対する相手の反応に対して、その反応ごとに選択肢を示す。

 

 

では、例を挙げてみますね。

友達の失言で、口論になったとき。

このテクニックを使うと、

D:なんだかいつも同じようなことで口論してるね。

E:いつもこんな口論になるのが憂鬱で悲しいから、あんまり話を続けたくない。

S:こうやって口論になるんだから、その失言には気を付けてほしい。

C:(相手の反応がイエスだったら)ありがとう。この話は終わりにしてもいい?

(相手の反応がノーだったら)分かった、じゃあちょっと私が苦しいから、あと10分程度で終わりにしてもいいかな?

 

と、DESC法を活用することで、伝えたい気持ちを伝えやすくなる。

咄嗟に使うのは慣れが必要だが、DESCのステップに従って組み立てるクセを付けておくことで、相手に気持ちを伝えやすくなるし、伝わりやすくなる。

以上がDESC法の4ステップでした。

 

立場が高い人から何かを頼まれたり、大切な人から何かを言われたりすると、つい従ってしまいがち。

しかしすべてを受け入れてしまうと、自分を苦しめて結局自分の意思をなくしてしまうこともある。

なので、このアサーションを使い、自分の言いたいことをしっかり伝えられるように、自分の気持ちを整理し、それを伝えたうえで、相手の反応を観察するようにしましょう。

 そうすることで、楽な人間関係を手に入れることができるようになりますよ。

 

 

役立つノウハウ

 

「アサーション」